3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第7回財務諸表論)

こんばんわ。keijiです。
第7回は選択科目の経営学です。

他の科目を選択されている方はごめんなさい。

ただ、やっぱり経営学が1番ボリューム的に軽いです。

この科目は広く、浅く、なので正直つかみどころに困ります。

ただ、専門学校でみんな勉強してるとこができればOKです。

そんなことは当たり前ですが、この科目に至っては、当たり前のことをやるのみです。

ちなみにkeijiは気分転換用の科目として、
時々見る 程度で凌ぎました。

覚えるところは、配当還元モデルとかあの辺の公式と、財務諸表分析ですね。

ちなみに財務諸表分析は、実務に入ってから監査でもコンサルでも、結構使えるので、これはしっかりやっておいて間違いないですよ。

財務諸表が読めない人は世の中に割と多いので。

…ということで、この科目は具体的な勉強法はありません。

論文は答練をやって、ひたすら読む。
公式は意味を理解してもしょうがないので、ひたすら覚える。

これにつきます‼︎

ではこの辺で。
一応、会計士試験勉強対策については
ここまでですが、これからは、実務について書いて行こうと思います。






3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第8回租税法)

こんにちは。keijiです。
今日は第8回目、租税法です。

これまでの回で暗記は基本不要論を唱えてきたkeijiですが、この租税法だけはどーしても暗記という脳みその機能を使わざるを得ません。

なんせ規定が細かい。

計算は正確性が求められる…

課税の公平性がテーマの税法ですが、
計算処理にあたっては、いちいち細かく規則があります。

なので、細かい部分は割り切って覚えるしかないのです。

とはいっても、他の試験科目があるなかで、しかも短答がない租税法にがつがつ時間を注ぐこともできません。

効率的にやっていくしかなくなります。

なので、割り切って細かいところは試験直前に暗記すればいいとしましょう。

そして切る部分はあっさり切りましょう。専門学校の重要性をベースに、優先度が低いものはどんどんさばきましょう。

例えは圧縮記帳の処理でも、国庫補助金はやるけど、収容は切るっとか。

とにかく、短答が終わるまでみんなができる法人税の基本的な計算と、消費税の基本的な計算だけは反復練習で身につける。

短答が終わったら、論文対策と他の細かいところに着手する。ってスケジュールです。

あと、ここからが試験勉強にあたって重要です。

ポイント1
自分の記憶の定着のリズムを知ること!

細かい部分を覚えるには反復練習が必要です。

少なくともkeijiは5回は同じ総合問題を説いたかと思います。

一回目→二回目→三回目
と進むにあたって、記憶の持ちが長くなります。

なので、
一回目→二回目は、間1日で、
二回目→三回目は、間3日で、
三回目→四回目は、間7日で、

という具合で。

試験日までのローテーション計画を作って、お尻からうまくスケジュール管理してください。

細かい規定がかいてあるテキストのページや問題の解説に付箋を付けていき、覚えたら剥がす。

これを繰り返せば、試験日には1番記憶がMAXの状態に仕上がるはずです。

ちなみにkeijiは試験日当日も付箋が残りまくってましたが、無理矢理全部はがしました。

精神衛生上わるいので…

では、今日はこの辺りで!

3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第6回企業法)

こんばんわ。keijiです。
今日は第六回目のテーマ、「企業法」です。


企業法は、趣旨が命です。
法律を作った先生方は、本当にすごいなぁと思います。

そう、ちゃんと規定にはその規定が存在するべき理由があるのです。

会社法は、
  • 株主をどう保護するか?
  • 債権者をどう保護するのか?
が、メインテーマとして書かれていますよね!

すべてはこれに帰結します。

ポイント1
規定がおかれているその理由を考えること!

それぞれの規定には、株主を保護するためなのか、債権者を保護するためなのか、目線で書かれています。
もう少しブレイクダウンすると、あんまり社会的インパクトのない、小規模な会社であれば、機能的効率的に会社運営ができるように規制を緩和しますね…っていった具合に定められてます。

規定の意味を考えれば、頭に入りやすいですし、論文式で答案を書くにあたっても、うる覚えでも、多分こうゆうことだろう…って感じで書けるはずです。

では今日はこの辺りで。




3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第5回)

こんにちは。keijiです。
第5回目のテーマは、管理会計論です。

この科目は細かいことにとらわれてはいけません。

計算練習不要、暗記不要!

原価計算規則なんか、何度も読んでいれば、そのうち体が覚えます。

暗記しようとして読まないで、
体が覚えるまで読むだけです。

ポイント1
原価計算規則は読むだけ!

管理会計論は全体の流れを大まかにつかむことから始めます。

テキスト全ての目次からそれぞれの流れをつかんで下さい。

そして、問題をときまくる。

会社の個々の特徴に見合った原価計算方法が割り当てられているはずです。

また、会社の個々の特徴に見合った予算管理方法が割り当てられているはずです。

ポイント2
会社の個々の特徴に見合った計算方法を
見出すこと‼︎

こんな会社には、こんな原価計算が必要かな?って、感覚的にわかるようになれば、ゴールです。

短答でも論文でも勉強方法を変える必要性はありません。

ゴールまできたら、怖いものはなにもなく、どんな問題がきてもその場でしのげるはずです!

実際、私はこの管理会計論が一番の苦手科目でした。

自頭のよさ的なものがいるのでは?
私にはちょっと無理じゃないかな?
って、ずっと思ってきました。

でも、違いました。
解れば一番手間がかからない科目です。

細かいことにとらわれずに、大枠をみて
勉強してください。

一つ一つ論点でつまづいても構いません。全ての論点がそれぞれ結びつけて理解できたとき、一気に点が伸びましよ!

では今日はこの辺で!


3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第3回ー管理会計論)

こんにちは。keijiです。
第4回目のテーマは監査論です。

この科目は実務の経験がない時に勉強するので、かなりやりにくいですね。

なんせイメージがわかない。

学問で色々教わるけど、監査業務の中で
一体どこをやってるのか、しばし悩むところです。

ここで私がやったのは「イメージ作り」です。

どうやったのか?

漫画を読みました。ドラマを見ました。
本当です。

ポイント1
漫画を見て、ドラマを見て、監査の現場をイメージする!
テキストと結びつけ、漫画やドラマのシーンはどの手続きなのか、イメージする!

漫画は例の女子大生のです。
ドラマは塚本くんが出ていたNHKのです。

実際、合格後に監査をやっていて、あんな漫画やドラマにあるような、
絵に描いたようなシーンに出くわすことは
早々ありません。

でも、監査論の学問の一つ一つの手続きを
イメージするにはもってこいです。

嘘かもしれませんが、騙されたと思って、実践して見て下さい。

監査論の体制がだんだん映像化できてくるはずです!

では、今日はここまで。
次回は管理会計論です。


3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第3回ー財務諸表論)

こんにちは。keijiです。

第三回のテーマは財務諸表論です。

財務諸表論は短答式と論文式とで出題範囲や深さがかなり異なります。

テキストではランク分け(A〜C)されているので、これを思い切って信じて割り切ってやることが大事です。

短答式は、とにかく早く読んで早く答えを出すことが求められる試験です。膨大な知識のインプットが必要担ってきます。

この手のインプットものは理解ができればあとはその枝葉をたどるだけです。根幹部分を理解してしまえば楽勝です。

 

具体的に、どーするのか?

 

第2回のテーマ「簿記」でも紹介しましたが、理解するのも記憶するのもまず「読む」ことです。何度も何度も読むことです。

 

最初から全部読んでもわからないし、どこに何が書いてあるのか整理できない…という人は、概要と見出しのみ、読んでください。テキストの中身も、見出しだけどんどん読んでいきます。

 

この「概要」はとてもざっくりしていますが、コアでもあります。これを理解できれば、80%コアを理解しているといっても過言ではありません。

 

「見出し」というのは、作者が頭のなかで理解していることを体型だてて整理してくれています。これを使わない手はありません。見出しを読んで、あぁ、テキストはこんなふうに幹の論点があって、枝葉の論点はこんなふうに付いているんだなぁと、なんとなく分かるはずです。

 

そのうち、退職給付会計のこの論点は簿記のテキスト3のこのあたりに書いてあるなぁ、っていうくらいになります。そんな感じで、テキストの構成が分かるまで読みます。

 

ここまでくれば、頭のなかに辞書があるのと同じレベルですよ!

 

単純に覚える作業は本当につまんない作業で苦しく、続きません。(実際に私には100%無理です。)

なので、何度も読むのです。

わからなくてもいつか理解できるので、何度も読むのです。

超集中状態を維持して!早く!読むことです。

 

ポイント1

記憶ものでも理解ものでもいいから、何度もテキスト読む!しかも超集中して。

 

これまでが短答式の攻略法です。

簡単です!何度も読むだけです。

 

次に、論文式は、なんといっても理解有りきです。思考力が問われますが、あくまで学者が述べていることを理解するだけです。自分の意見を学者の先生方レベルで求められるものではありません。学者が述べる考え方を理解できればいいのです。

 

(余談ですが、このスキルは実際に、実務上監査の現場でも必要になりますょ。)

 

理解を深めるためには、(私はTACでしたので)解答への道という演習問題に載っている解説をひたすら読みました。要するに趣旨に照らした考え方が書いてます。

 

趣旨さえ理解できていれば、論文式なんて覚えることなんて全くありません。趣旨を武器に、文章はどこまでも書けるはずですから。

 

簿記&財務諸表論は、取引をお金で写すためのひとつのツールです。

取引の実態を考えて、お金で例えるなら、っていう視点でいきましょう!

(単純にはいかないと思いますが…)

 

 

 

 

 

 

 

 

3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第2回ー簿記)

こんにちは。Keijiです。

3流大学卒業生が公認会計士試験にわずか1年半で短期合格した体験記の第2回です。

第2回のテーマは科目別で「簿記」です。

得意な人、そうでない人両極端に別れるかと思います。

 

基本は、講義を聞く→例題を解く→総合問題を解くの繰り返しです。簿記は筋トレと同じです。何度も解くしかないのですが、間違えたところをフィードバックするのにコツがいります。

 

演習問題は初見ははじめのうちは解けなくても全然OKです。きっちりと理解をすることが大事です。なぜその取引がそんな処理になるのか?ここを理解することです。

 

理解するためには、テキストをひたすら「読む」ことが大事です。財務諸表論と同じく、まずなぜその仕訳を切るのか理解します。

(…仮に理解できない場合は、さらっと読みきってしまいましょう。そのうち、理解できる時が必ずきますので。その代わり、何度も読んでください!)

 

ポイント1

簿記をやるにもまず理解が必要!仕訳の意味が理解できなければ、何度もテキストを読むこと!

 

理解ができてから、演習問題時間はきっちりと図り、総合問題を解きます。

間違えたところに直接問題用紙の片隅にメモをしていきます。ここで重要なのが、まちがえの種類です。注意力がかけていたために生じた「ミス」なのか?理解不足による「誤り」なのか?

 

つまり、前者は、アウトプットが欠けているために起こる間違いです。

 

後者は、インプットが欠けているから起こる間違いです。

 

ポイント2

間違えた問題はその性質を見極めること!

 

アウトプット不足であれば、ミスった内容を問題用紙の片隅に書きます。次回その問題を解く前に必ずそのミスった内容をイメージとして、頭に入れてから問題を説きます。

同じミスは二度としなくなるでしょう!

 

インプット不足の場合は直ちにそのテキストに戻り、その箇所を理解することです。簿記のテキストでもいいですし、財務諸表論のテキストと合わせて読むことです。

ちょっと考えてもどーしても理解できなければ、一旦諦めてさらっと読みきってしまいましょう。(その代わり何度も読んでください!)

そのうち、いきなり閃いて理解できる時が必ずきます!もし、万が一理解できなくても何度も読んで入れればそのうち体で覚えちゃいます。

 

簿記は理解が先です。その後は、筋トレと同じです。

筋トレで例えると、どの筋肉をどう動かせばどこが鍛えられるか、まず理解すること!

あとはひたすら反復運動!(ちょっとちがうか…)

 

次回テーマは財務諸表論です。

 

第1回テーマ:集中力

http://tkeiji.hatenablog.com/entry/2014/04/14/173350

 

第3回テーマ:財務諸表論

http://tkeiji.hatenablog.com/entry/2014/04/14/195113