3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第7回財務諸表論)
3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第8回租税法)
3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第6回企業法)
- 株主をどう保護するか?
- 債権者をどう保護するのか?
3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第5回)
3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第3回ー管理会計論)
3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第3回ー財務諸表論)
こんにちは。keijiです。
第三回のテーマは財務諸表論です。
財務諸表論は短答式と論文式とで出題範囲や深さがかなり異なります。
テキストではランク分け(A〜C)されているので、これを思い切って信じて割り切ってやることが大事です。
短答式は、とにかく早く読んで早く答えを出すことが求められる試験です。膨大な知識のインプットが必要担ってきます。
この手のインプットものは理解ができればあとはその枝葉をたどるだけです。根幹部分を理解してしまえば楽勝です。
具体的に、どーするのか?
第2回のテーマ「簿記」でも紹介しましたが、理解するのも記憶するのもまず「読む」ことです。何度も何度も読むことです。
最初から全部読んでもわからないし、どこに何が書いてあるのか整理できない…という人は、概要と見出しのみ、読んでください。テキストの中身も、見出しだけどんどん読んでいきます。
この「概要」はとてもざっくりしていますが、コアでもあります。これを理解できれば、80%コアを理解しているといっても過言ではありません。
「見出し」というのは、作者が頭のなかで理解していることを体型だてて整理してくれています。これを使わない手はありません。見出しを読んで、あぁ、テキストはこんなふうに幹の論点があって、枝葉の論点はこんなふうに付いているんだなぁと、なんとなく分かるはずです。
そのうち、退職給付会計のこの論点は簿記のテキスト3のこのあたりに書いてあるなぁ、っていうくらいになります。そんな感じで、テキストの構成が分かるまで読みます。
ここまでくれば、頭のなかに辞書があるのと同じレベルですよ!
単純に覚える作業は本当につまんない作業で苦しく、続きません。(実際に私には100%無理です。)
なので、何度も読むのです。
わからなくてもいつか理解できるので、何度も読むのです。
超集中状態を維持して!早く!読むことです。
ポイント1
記憶ものでも理解ものでもいいから、何度もテキスト読む!しかも超集中して。
これまでが短答式の攻略法です。
簡単です!何度も読むだけです。
次に、論文式は、なんといっても理解有りきです。思考力が問われますが、あくまで学者が述べていることを理解するだけです。自分の意見を学者の先生方レベルで求められるものではありません。学者が述べる考え方を理解できればいいのです。
(余談ですが、このスキルは実際に、実務上監査の現場でも必要になりますょ。)
理解を深めるためには、(私はTACでしたので)解答への道という演習問題に載っている解説をひたすら読みました。要するに趣旨に照らした考え方が書いてます。
趣旨さえ理解できていれば、論文式なんて覚えることなんて全くありません。趣旨を武器に、文章はどこまでも書けるはずですから。
簿記&財務諸表論は、取引をお金で写すためのひとつのツールです。
取引の実態を考えて、お金で例えるなら、っていう視点でいきましょう!
(単純にはいかないと思いますが…)
3流大学卒業生が会計士試験に1年半で短期合格した体験記(第2回ー簿記)
こんにちは。Keijiです。
3流大学卒業生が公認会計士試験にわずか1年半で短期合格した体験記の第2回です。
第2回のテーマは科目別で「簿記」です。
得意な人、そうでない人両極端に別れるかと思います。
基本は、講義を聞く→例題を解く→総合問題を解くの繰り返しです。簿記は筋トレと同じです。何度も解くしかないのですが、間違えたところをフィードバックするのにコツがいります。
演習問題は初見ははじめのうちは解けなくても全然OKです。きっちりと理解をすることが大事です。なぜその取引がそんな処理になるのか?ここを理解することです。
理解するためには、テキストをひたすら「読む」ことが大事です。財務諸表論と同じく、まずなぜその仕訳を切るのか理解します。
(…仮に理解できない場合は、さらっと読みきってしまいましょう。そのうち、理解できる時が必ずきますので。その代わり、何度も読んでください!)
ポイント1
簿記をやるにもまず理解が必要!仕訳の意味が理解できなければ、何度もテキストを読むこと!
理解ができてから、演習問題時間はきっちりと図り、総合問題を解きます。
間違えたところに直接問題用紙の片隅にメモをしていきます。ここで重要なのが、まちがえの種類です。注意力がかけていたために生じた「ミス」なのか?理解不足による「誤り」なのか?
つまり、前者は、アウトプットが欠けているために起こる間違いです。
後者は、インプットが欠けているから起こる間違いです。
ポイント2
間違えた問題はその性質を見極めること!
アウトプット不足であれば、ミスった内容を問題用紙の片隅に書きます。次回その問題を解く前に必ずそのミスった内容をイメージとして、頭に入れてから問題を説きます。
同じミスは二度としなくなるでしょう!
インプット不足の場合は直ちにそのテキストに戻り、その箇所を理解することです。簿記のテキストでもいいですし、財務諸表論のテキストと合わせて読むことです。
ちょっと考えてもどーしても理解できなければ、一旦諦めてさらっと読みきってしまいましょう。(その代わり何度も読んでください!)
そのうち、いきなり閃いて理解できる時が必ずきます!もし、万が一理解できなくても何度も読んで入れればそのうち体で覚えちゃいます。
簿記は理解が先です。その後は、筋トレと同じです。
筋トレで例えると、どの筋肉をどう動かせばどこが鍛えられるか、まず理解すること!
あとはひたすら反復運動!(ちょっとちがうか…)
次回テーマは財務諸表論です。
第1回テーマ:集中力
http://tkeiji.hatenablog.com/entry/2014/04/14/173350
第3回テーマ:財務諸表論
http://tkeiji.hatenablog.com/entry/2014/04/14/195113